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いらっしゃいませ、welcome to my blog! Author:やさぐれ猫 

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| 2019.02.04 Monday | - | - |

Halloween 6
03:54
暗い。暗すぎる。

私はジヨンの腕にくっついて恐る恐る進んだ。

この場合恥ずかしいとか言ってられない。怖いものは怖いのだ。


「く、暗いね。」

「なんもいないじゃん。」

探すように周りを見渡すジヨン。そんな余裕もない私。

突然、耳を劈くような絶叫。

ガラス戸にはりつく血だらけの人。

落ちてきたぬるっとしたもの。

「うわ!」「きゃー!!!」

とりあえずダッシュ。

なんかいろんなものが出てきて叫んでいるがとりあえず無視してダッシュ。

「あれ、こっちであってる?!」

「お願い早く入ってー!!!」

後からゾンビが追ってきている。

ジヨンは扉のノブを回して思い切り押した。

 

バターンッ

 

後ろで扉が閉まった。

気づいたら出口であった。

最後に「get out of here!」と叫ぶ人に追われたが、

なんとか逃げ切ったようである。

 

「でたー!」

外はすっかり暗くなっていて、夜の黒に星が綺麗だった。

気づいたらジヨンの腕にしがみついていた。すでに涙目。

それに気づいたジヨンに頭をなでられる。

しばし無言でなでられながら寮の方に向かう。


「怖かった・・・」

「そうでもなかった。」

「うそ!めっちゃうわーって言ってたよ!」

「それは猫の声に驚いたの!」

「一緒に走ってたじゃん!」

「それは猫が怖いだろうと思って」

「ジヨンも絶対怖がってたぁぁ!」

 

そんなやりとりをしながら私の寮の階段の前についた。

ふっと夢から現実に返ったような感じがした。


「あ、えっと・・・」

そっとジヨンの腕を離す。

「今日はありがとう。」

「うん。」

 

沈黙。無言で見つめあう。

ずっと遠くで人の笑い声が聞こえる。

静かな夜の風が吹いて、彼のマフラーが揺れ、私の髪が揺れる。

星だけがきらきらと何か囁くように輝いている。

遠い世界に二人だけのようだ。

 

微笑む私の好きな人。

ずっと会いたかった憧れの人。

会えるなんて信じられなかった人。

 

時が止まるほど、綺麗だよ、ジヨン。


| 2009.11.14 Saturday | ジヨン夢小説 Halloween | comments(0) |

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