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いらっしゃいませ、welcome to my blog! Author:やさぐれ猫 

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| 2019.02.04 Monday | - | - |

Club Bad Apple 2
00:13
 

最近ずっと彼はこんな調子だった。

約束をしてもドタキャンが多く、うまく会えていなかった。

不安の糸がつっぱていた私にとって、この嘘はとどめとなった。

 

時計を見て、小一時間そのまま泣いていたたことに気がついた。

肩がもう冷え切っていた。

 

よろよろと立ち上がり、洗面所で顔を洗う。

顔を上げると、目が真っ赤になって少しはれていた。

なんだかやつれた自分を見て、逆にいらいらしてきた。

なんであいつのためにこんな泣かなきゃいけないのか。

なんで一人で苦しまなきゃいけないのか。

 

もういい。

ほうりなげたタオルが床に落ちた。

 

荒れたクローゼットの中身をあさる。

ギラギラしたピアス。

胸元の開いたドレス。

リボンのついたヒール。

紫のシャドウ。三倍デカ目。

今夜は、久々の姫になる。

 

車を飛ばし、彼と出会ったクラブに向かった。

理由は、そこしか知らないから。

初めて行ったクラブで、彼と出会ったのだから。

窓全開。フレームのでかいサングラスでセレブ気取り。

夜風が泣きはらした頬に涼しい。

乱暴に車を止め、羽織ったコートとサングラスを助手席に置き去りにした。

 

扉の向こうは、夜の静けさとは異世界。

青や赤の光、不思議な熱狂、踊り狂う人々。

何も考えずに、音楽と人の中に飛び込む。

 

だいぶ踊った。好きな曲も流れた。何人かに言い寄られた。

それでも、何かつっかえていて全然楽しくなかった。

もっと楽しかったはずなのに。

あの人と踊っていたときは、もっと楽しかったのに。

思い出がありすぎて、もう整理整頓できそうにない。


| 2010.01.31 Sunday | ジヨン夢小説 Club Bad Apple | comments(0) |

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| 2019.02.04 Monday | - | - |
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